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意味

エッセイ
04 /25 2011
「桜は散るから美しい」らしい。

桜並木を歩いた。
風に揺られる桜を見ながら、ゆっくりと歩いている。
美しい景色。
だけど、踏みしめて行くのは、散った花びら。
咲いた花を美しいと楽しみながら、足元で同じ花を踏みしめている。

生きる意味など考えない方がいいらしい。

鏡に映る自分は、
まったく同じ様に見えるても、本当はすべてが真逆。
周りの人たちに見せているつもりの自分と、
他人から見られた自分は、
ずれている方が多いだろう。

写真のように、相手を捉えることが出来る人などいない。
わかってもらおうなんて、ただのわがまま。
気持ちが伝わるなんて、ただの錯覚。
そういう中で、幻を追いかけるように人は生きている。

生きる意味などわかるわけもない。
自分の価値を勝手に決めることはない。
自惚れることも、卑下することもない。

桜は生きる意味など考えない。
土の少なくなった都会で、
同じ場所で咲き
美しいと眺められ、
散っただけで踏み潰される、
アスファルトの上に花びらを落とす。
意味など考えず、毎年繰り返す。

ただ生きている。
それだけでいい。
意味など、後付で誰かが勝手につけてくれる。
人はいつか死ぬ。
どんなにあがなっても、逆らうことは出来ない。
そしていつだって死ぬことは出来る。
それなら慌てることはない。
ただ生きている。
それだけでいい。



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ryoukouno

紘野涼です。
「スワローズ観察日記R」の管理人
仕事はフリーランスでライターやプランナーなどその他もろもろという感じです。
こちらではメインブログ、仕事では書けないようなもの、これまで書き散らかしたものをまとめていこうを思っています。
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