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探さなければならないもの

エッセイ
04 /30 2011
「自分を見つめ直す」
なんて不自然なことをいうのでしょう。
鏡を見ても前しか見えず、合わせ鏡で背中を見ても、必ず死角はできてしまう。
それでも見ようとまわりをすべて鏡で囲んでみれば、きっと冷や汗がでるだけでしょう。
見つめようとすればするほど、自分の弱さや足りなさに気がつくばかり。
そして落ち込んで座り込んでしまえば、鏡は外への壁となり、すべてを遠ざけていく。
孤独感などいつか望まなくても味わうときがあるのだから、自分からひとりになることなどないでしょう。

「自分を受け入れる」
なんて難しいことをいうのでしょう。
目の前に嫌いなものを並べられて、それを無理やり口に入れたとしても、飲み込むことを拒んでしまう。
それでも辛抱だと、我慢だとずっと同じ場所にいたとしたら、きっと落ち込んでしまうだけでしょう。
足りないことを補おうとすればするほど、視線は自分の良さより欠けているところへ向かっていくばかり。
そして落ち込んでうつむいてしまえば、周りの人たちがすべて敵に思え、誰とも目を合わせることができなくなっていく。
欠けているところを埋めるだけの力がつけば自然に受け入れることができるようになるのだから、無理やり詰め込む必要はないでしょう。

悩みや苦しみは避けようもなく、誰にも平等にやってくる。
それなら自分で作り出すことはないでしょう。
今作らなければいけないのは、つらいときに「つらい」と悲しいときに「悲しい」と素直に言える相手でしょう。
そんな人がひとりでもいれば、きっと少しは軽くなるはずだから。


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ryoukouno

紘野涼です。
「スワローズ観察日記R」の管理人
仕事はフリーランスでライターやプランナーなどその他もろもろという感じです。
こちらではメインブログ、仕事では書けないようなもの、これまで書き散らかしたものをまとめていこうを思っています。
当サイトに掲載されている文章は、紘野涼に著作権があります。
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