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夢を思い出させてくれる叶えた者たち

やきゅうのうた
03 /15 2017
人は誰でも夢を持つ。
幼い頃、自分の狭い世界の中で、夢に遊ぶ。
しかしやがて、世界が広がり、楽しみが増えていくたびに、夢は変化をしていく。
まだ変化ならいい。
たいていの場合、夢は想い出のひとつとなり、心の中に留まったまま、小さな光を持ったまま固まっていく。

人がスポーツに熱狂するのは、彼らが夢を叶えた特別な人たちだからかもしれない。
ただ夢はかなった瞬間に現実となる。
グラウンドで輝く人たちは、外から見る者にとっては、華やかであっても、彼らにとっては、それが現実であり、仕事。
頂点に立てば、普通の生活では味わえない達成感を持つことは出来るが、ほとんどの日々は苦しさの積み重ねだ。

しかしかなえた人である以上、彼らは例外なく夢を持った人たちだ。
そしてそれを途中で捨てなかった人たちだ。
夢がかなうことが、どれだけ素晴らしいことを知っている人たちだ。

そんな中から選ばれた人たちが、今同じユニフォームに身を包み、グラウンドで躍動する。
その舞台は、彼らにとって仕事ではない。
まるで、子供だった時のように、少年だった時と同じように、他人のプレーを純粋に喜ぶことが出来る。
普段は敵味方にわかれていても、今は同じ目的を持ち戦っている。
ただ勝利だけを目指して、戦っている。

「振り向くな後ろに夢はない」
そう書いた作家がいた。
大きなプレッシャーの中に包まれているが、これまで培った技術と蓄えられた体力で、目の前の試合に挑む。
後悔はしても振り向かず、前を向いて進み。
外にいる人たちは、それを目の前で見て感動を覚える。
共に振り返ることはない。
ただ、ただ「勝ちたいと」「勝ってほしいと」前を向いているだけだ。

かなえた人たち、かなえられなかった人たちも、その場で夢を抱えている。
諦めた夢も、届かなかった想いも、まだ心の中にあるままだ。
「振り向くな後ろに夢はない」
夢は、今立っている人の、心の中にそのまま残っている。
想い出の中にあるのは、夢のかけらはほとんどこぼれてしまったのかもしれない。
ただまだかすかにでも残っているはずだ。
それを教えてくれるのは、目の前で躍動する選手たち。
その姿に感動するなら、まだ夢は残っている。
確かに誰の心の中にも。

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ryoukouno

紘野涼です。
「スワローズ観察日記R」の管理人
仕事はフリーランスでライターやプランナーなどその他もろもろという感じです。
こちらではメインブログ、仕事では書けないようなもの、これまで書き散らかしたものをまとめていこうを思っています。
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